常滑市は、古くから焼き物として栄えてきた歴史あるまちです。さらに、中部国際空港で世界とつながり、名古屋の都心までは電車で一本。こうした条件のもとで、現在進行形で発展の可能性を有するまちだといえるでしょう。
知多半島そしてこの常滑市が私たちのフィールドです。
株式会社東海エコンは、約半世紀、地域に根ざし様々な建物を手がけてきました。学校、保育園など子どもたちの学びの場。地元大手企業の工場などの産業の基盤。常滑のまちが形づくられていく上で、当社が果たしてきた役目は小さくないものと誇りを持っています。現在も、行政、民間問わず、常滑市を拠点に知多半島内で主に大型の施設の建設や改修などに携わっています。つい最近も、自社のすぐ目の前にある小学校の大規模な改築工事を任せていただきました。工事が完了した後、校舎をバックにした全校生徒の集合写真に「ありがとう！そして、これからも…」と書き添えたお礼をいただきました。嬉しいですよね。自分たちの仕事が、すぐそばの顔の見える人たちの役に立っている。この喜びは地域密着ならではのものだと思います。
時代の変化とともに私たちの仕事も様変わりしてきましたが、変わらないのは「施工管理」というポジション。かつて、周辺の腕の立つ大工たちが個々で働いていた頃から、連携して規模の大きな案件に取り組むために、職人同士をつなぐ取りまとめ役を務めてきました。現在も多くの協力会社と共にお客様のニーズにお応え出来ます様に日々努力してまいります。
自分が関わった建物は分身のようなもの。建てたら終わりではなく、メンテナンスなど含めて長い目でずっと関わっていくことが信条です。社会のグローバル化に伴い、海外資本との競争も視野に入れるべき時代です。ただ、そんな中でもローカルなつながりを大切にする温かみのある仕事には、替えのきかない価値があります。地域とともに成長していく企業を目指して邁進して参ります。

代表取締役杉江 久三郎